紅茶部の活動(クリスマスの紅茶) [部長室より]
12月5日、作新学院紅茶部第3回目の活動がありました。
帰りのHR終了後、小学部の3人の部員は活動場所である中等部家庭科室へ。
中等部のお兄さんやお姉さんと一緒にまず始まりの挨拶。
「今日はクリスマスにふさわしいミルクティーを淹れましょう。」と、ご指導くださる紅茶専門店「ワイズティー」の根本先生。
「さて、ミルクティーを飲み始めたのはどこの国の人たちでしょう?」本日も、まずは質問タイム。
「アメリカ!」「インド。」「フランス。」など、子どもたちからは様々な答えが出ましたが、ミルクティーの発祥はイギリスだそうです。当時、紅茶は高級品で主にヨーロッパの上流階級の人々に愛飲されていましたが、ミルクティーを飲み始めたのは王侯貴族ではなく、イギリスの比較的貧しい労働者階級の人々がだったそうです。もちろん彼らに高級な茶葉が手に入るはずもなく、粗悪な茶葉を飲みやすくするためにミルクを入れたのがそもそもの始まりだとか。(ミルクは日常的に飲んでいたもので、安価であったそうです。)
他にも、紅茶はインフルエンザ予防にも素晴らしい効果を発揮するのだというような興味深い話などもあり、いよいよ実際にい紅茶を淹れることに。
今日の茶葉は、「Noel(クリスマス)」。フルーツ(りんごやさくらんぼ)や花、スパイス(カルダモンなど)がブレンドされた香り高い紅茶です。
ミルクティ―を淹れる時は、いつもより茶葉を多め(1.5~2倍が目安)に、お湯はミルクの量を考えて少なめに。
では、実際に頂きましょう。甘いのが好みなら、お砂糖を入れて。
中等部のお姉さんともすっかり仲良くなって。
クリスマスには、美味しいミルクティーをお家の方に淹れてあげましょう。
次回はどんな紅茶が頂けるか、楽しみです。