気仙沼小学校を訪問しました [その他]
12月24日,小学部が交流を進める宮城県気仙沼市立気仙沼小学校を訪問させていただきました。
前年度に引き続き,小学部児童全員で作った手作りのカレンダーと,生活委員会が主となって集めた募金や作新学院一校一家の会のチャリティーバザーによる収益金,小学部全職員の募金で購入した体育用具などを車につめ,小学部岡田部長,八島教諭,柏倉教諭の3名で出発しました。
東北自動車道・仙台北道路・三陸自動車道から南三陸町を経由して気仙沼へと入る5時間弱の長旅となりました。その道中は,あの震災から5年が経過しようとしている被災地の様子を窺いながら車を進めましたが,海岸線を行き交う大型トラックには三陸街道復旧作業の幕が張られ,被災地にはいまだに多くの重機が動き,盛り土を高く積み上げる作業が行われていました。その向こうには穏やかにきらきらと光るきれいな海が広がっています。この海が街を押し流した同じ海とは思えない。当時の報道されていた被災地の様子と現場を重ね合わせたら体が震えるほどの恐怖を感じた。」と初めて同行し,被災地を目の当たりにした柏倉教諭でした。しかし,被災し今でもプレハブでお店を営んでいる人たちや気仙沼小学校の児童と教職員のみなさん,地元の方々の笑顔には活力が満ちあふれているように見えました。
気仙沼小学校に到着すると,小野寺正司校長先生をはじめ副校長先生,教職員のみなさんが温かく笑顔で迎えてくださいました。学校は冬休みに入っていましたが,私たちの訪問に合わせて2名の児童が登校して待っていてくれました。さっそく持って行ったプレゼントを渡すと,カレンダーのできばえを褒めていただき,体育用品も喜んでくださいました。
気仙沼小学校では,前年度に届けた手作りカレンダーが校舎1階廊下の壁面に貼られていました。今回届けたカレンダーも校内に掲示していただく予定です。
【気仙沼交流カレンダー(平成28年版)】
《表紙 (児童会)》
《1月 (5年生)》
《2月 (6年生)》
《3月 (6年生)》
《4月 (1年生)》
《5月 (1年生)》
《6月 (2年生)》
《7月 (2年生)》
《8月 (3年生)》
《9月 (3年生)》
《10月 (4年生)》
《11月 (4年生)》
《12月 (5年生)》
小学部でのカレンダー発表(12月21日)